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■ 型式別立体交差一覧 ■
 インターチェンジにもジャンクションにも構造形式というものがある。これである程度の分類が可能。まずはランプ(直結路)の基本形から紹介しジャンクションの構造形式へとながしていきます。ランプはインターチェンジそのものでもあり、複雑なジャンクションを形作るための部品と言ってもいい。つまり立体交差の基本だと思う。さまざまなランプの組み合わせがダイナミックなジャンクションになっていきます。立体交差中心で紹介しているインターチェンジやジャンクションを構造形式別にしかも適当な解説つきで紹介します。
(資料:日本道路協会発行「道路構造令の解説と運用」 他インターネットなど)
注意:ここでの説明・解説・名称はデンキヒツジの勝手な解釈です。間違いが多く含まれているかもしれないですのでご注意ください。
■ 左折直結ランプ ■
左折直結ランプの例(阪神高速 西宮出入口〈上り〉)
 「左折直結ランプ」とは、インターチェンジ・ジャンクションの基本と言っても良い基本的な形。本線の左側から直接分岐するもので一般的なランプ形式。ほとんどのインターチェンジはこの形を採用している。メリットは走行車線から分岐し進行方向を変えることなく走行ができる極めて安全な形。さらに建設費が安価。デメリットは高い高架からの出入り口の場合、地上に降りるまでかなりの距離を要するために広い用地と高い金額がかかってしまう為ある程度の用地が必要。立体交差部分が無い為、撮影・鑑賞には向かないけどたまに良いのがあるのよ。
左折直結ランプの写真一覧
■ ループ ■
ループの例(阪神高速 文の里出入口〈上り〉)

 「ループ」とは右折のために本線から左方向へ出てからループを描いて約270°左回転し右側あるいは進行方向へ転じるランプ形式。用地に制限がある場合に利用されることが多いように思う。また建設費も比較的安価らしい。特に右折運動に関しては新たに立体交差構造を設ける必要がないので経済的。デメリットは走行しにくく、行きたい方向に対して不自然な軌跡を描くので運転者の方向感覚を狂わせる事。JCTにループ型のICが併設されるとかなり複雑な立体交差になり見ごたえ満点!一般道、特に橋にループが使われることも多い。なんにせよカーブがキレイなのが良い。

ループの写真一覧
■ 準直結ランプ ■
準直結ランプの例(阪神高速 中島出入口〈下り〉)

 「準直結ランプ」とは右折のためにいったん左へ出てから行き先とあまり方向を変えずに右方向へ出るランプ形式でメリットは走行車線(左側)からほとんど方向を変えずに右折できるため運転しやすく安全。デメリットはこの形式を採用すると立体交差構造物が必ず必要になる。同じ右折目的の「ループ」を廃してこのランプを選択すると新たに二つの立体交差構造物が必要になるらしい。つまり高コストであるようで、地形的な制約か交通量が極めて多い場所でないとランプとして採用されることはないようだ。しかし立体交差建造物が増えるこのカタチは撮影・鑑賞には最適だろう。経済的なことは無視すれば多く採用してほしいが無理なんだろうな〜。

準直結ランプの写真一覧
 ● 平野 出入口 (分類はちょっと自信なし)
 ● 三宅 出入口 (分類はちょっと自信なし)
■ 右折直結ランプ ■
右折直結ランプの例(阪神高速 阿波座出入口〈上り〉)

 「右折直結ランプ」とは右折のために直接右側から分岐するランプ形式で4つのランプの基本形の中で唯一右側から分岐するタイプ。メリットは左折直結ランプとほぼ同じだけどデメリットは左折直結よりある。だいたい追い越し車線である右側からの分岐なので低速車や初心者には厳しく危険。さらにジャンクションなどのように右側、左側と交互にランプが存在すると危険度が増す。よほどの交通量がある場所でないとお勧めできないタイプだそうだが、「右折左折と交互に…」そんなジャンクションを撮りたいものですな。

右折直結ランプの写真一覧
 ● 六甲アイランド北 出入口
■ 直結Y型 ジャンクション ■
直結Y型の例(首都高速 一ノ橋JCT)

  ここからはジャンクションの構造形式になります。
  さてこの直結Y型は上記で紹介した4つのランプ基本形の直結ランプ(右折および左折)のみで3方向を接続したカタチ。コンパクトにまとめることができるが基本的にほとんどの分岐が直接右側からになるので危険が伴う。それを避けるために往復車道を広く分離する必要があるため用地面積が過大となるらしく、さらに通過車道が走行しやすい線形をとり得ない場合が多いらしい。あまり良いトコロがないみたい…しかも撮影スポットとしては私個人としてはグッとこない。大体が規模の大きいものばかりでつまらん。

直結Y型の写真一覧
■ 準直結Y型 ジャンクション ■
準直結Y型の例(名神高速 一宮JCT)

 「準直結Y型」は直結Y型の変形で直結Y型の欠点である用地面積が大きいという課題を克服した進化版と言ってもいい。特に高速道路同士を結合するのに多く使われている。また左折直結ランプを組み合わせたものなので走行安全性に優れているが、直結Y型に比べれば走行性には多少劣る。しかし大きなものからコンパクトなものまで種類は幅広い。大きなものは優雅なカーブを描く美しいジャンクションに、小さなものは複雑なジャンクションに見える魅力的な構造形式でしかも高低差があるものが多く、撮影にも鑑賞にも適していると思う。

準直結Y型の写真一覧
■ ダイヤモンド型 ジャンクション ■
ダイヤモンド型の例(阪神高速 北港JCT)

 「ダイヤモンド型」は4枝交差の代表格で都市高速などに適用性があるらしい。しかも他の形式に比べて構造が単純なので用地面積も最も少なくしかも建設費が安いのがメリット。デメリットは交通容量が多い場合は渋滞の素になりやすいらしくまたランプが直線的になりやすい形式なのでスピードが出やすく事故多発の原因となりやすいらしい。被写体としては基本的に小さく交差ポイントが一点に集中している印象が強いので私は好き。撮影ポイントは少なめなんで撮影時の移動距離が少なくてラクチン。中には信号付きのジャンクションもあるが私はそれをジャンクションとは呼びたくないな。

ダイヤモンド型の写真一覧
■ ロータリー型 ジャンクション ■
ロータリー型の例(名神高速 西宮IC)

 「ロータリー型」は3枝・4枝・5枝交差させるのに適しているみたいだけどそんなややこしいジャンクションがあるのか?あったら見てみたい。それはさておき、ロータリー型は真ん中にロータリーをつくりそこに路線を織り込んでいくことで分岐させる形だけれども危険が多く高速道路ではあまり見ない。撮影ポイントは4枝以上だとかなりありそうな感じだと思うけどあるのかな?西宮ICが3枝のロータリー型だけどロータリー部分のカーブはなかなかの迫力でした。

ロータリー型の写真一覧
■ タービン型 ジャンクション ■
タービン型の例(京滋バイパス 久御山JCT)

 「タービン型」4枝交差に使われる。ジャンクションの代名詞的なカタチの「クローバー型」(日本には来栖JCTのみ)の変形型でその代表がこの「タービン型」クローバー型の欠点をある程度克服したカタチではないかと思う。ただし工費が非常に高いらしい。
  ともかタービン型は見どころがたくさんあって撮影スポットに事欠かない交差個所も多く中心部はタービンの名に恥じないカーブっぷりは見事としか言いようがない。近場にあれば是非鑑賞に出かけていただきたいカタチ。
  ちなみにタービン型には変形型の「ハーフタービン型」というものが存在します(豊田JCT)が、ここでは「タービン型」としてまとめます。

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■ その他の型式・分類不能・分類放棄 ■

 その他の型式…例えば「クローバー型」はジャンクションの代名詞的な形で上空から見れば美しい形ではある。がしかし日本には現在「来栖JCT」のみでしかも高架での立体交差がほとんど無いので基本「下から見上げる」がコンセプトの立体交差中心では取り上げないので省略します。(トランペット型も同様)そんな「クローバー型」の仲間で「不完全クローバー型」という字のとおりクローバー型になれなかったジャンクションは多数存在してます。例えば「東大阪JCT」は日本で唯一の「対向ループ型」なんて言われてますが僕はクローバーの出来損ないだと思ってる。そんな不完全なカタチのため分類できなかったものや複雑すぎて分解できなかったもの(大山崎JCTなど)や、まったくわからなかったので分類することを投げ出したものなんかはここに無造作にほり込んでおきます。しかしここに来る立体交差たちはなかなか見どころのあるものばかりで鑑賞・撮影にうれしい物件ばかりです。また分類できたらどこかに移動するかもしれないし、ワンコーナー陣取るかもしれませんが今は「その他の型式または分類不能」なんです。

その他の型式・分類不能・分類放棄の写真一覧
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